月も雲間のなきは嫌にて候
茶道の精神を表す言葉に、茶道の祖といわれる村田珠光の言葉
「月も雲間のなきは嫌にて候」
があります。
雲ひとつない完璧なお月様より、雲がややかかった自然な趣のある月の方が好きだ
という意味。
「わび・さび」という言葉も同じような意味ですね。
これって日本人だと「ん〜わかるなぁ」と感じることができる感覚だと思います。
そう、こういうのを外国のひとに説明しようとしても、なかなかうまく伝わらないんで
す。
何か日本人のDNAみたいなもんがあって自然に共感できるんでしょうね。