2010-01-01から1年間の記事一覧

心に何が響くか

ツイッターをやっていると、本でしか会えなかったひとと会話(メールでの)ができることがあります。 鎌倉でギャラリーをされている祥見知生さんから返信がありました。 「自分に何が作れるか、ではなく自分の心に何が響くか、を出発点によい器をつくってく…

『焼いてみにゃわからん』 〜 卒業論文

3年間の陶芸修行が終わりました。大学のサークルが終わるとき、サラリーマンが終わるとき、世界一周旅行が終わったとき、毎回そこから何を学んだか一言でまとめてきました。 つまり「一行の卒業論文」です。 そして、この3年間の「卒業論文」 『焼いてみにゃ…

日に日に荷物が増える工房

あらら・・・ 外から丸見えなのに、日に日に荷物が増えて、汚くなっていく。 まずいぞ。 まずい、けど、年末はやることがいっぱい。 ゆるりと、1月から徐々にいきましょう。

窯が届きました!

ついに来たよぉ〜〜〜 10キロの電気窯が届きました!!!! 電気工事がまだなので、「焼き」はまだお預けですが・・・ いよいよ は・じ・ま・る

月も雲間のなきは嫌にて候

茶道の精神を表す言葉に、茶道の祖といわれる村田珠光の言葉「月も雲間のなきは嫌にて候」があります。 雲ひとつない完璧なお月様より、雲がややかかった自然な趣のある月の方が好きだという意味。 「わび・さび」という言葉も同じような意味ですね。 これっ…

ツイッターはじめました

ってほどでもないんですが。 ツイッター登録して、カチャカチャしてたら、 広瀬香美さんからメールが(ツイッターからフォローメール)。 テンション上がりました!でも、これってたいした話じゃないのかなぁ? ツイッターについて、まだ、な〜にもわかってま…

丸見えなんです!

「studio K.」は元々美容院だった建物なので、ガラス張りです。 そうです、丸見えなんです。 オープンキッチンならぬ、オープン陶芸・・・かな。 器を作ってるところって意外と面白いんですよ。 ただ、見せれるだけの「技」を磨かないとなぁ。

2011年1月1日、独立宣言

12月で陶芸の弟子入り・修行を卒業いたします。 陶芸の訓練校を中退させてもらって、ちょうど3年の修行生活。 年内で修行生活が終わり、いよいよ「お茶屋」と「陶芸家」という二つの顔での独立がスタートいたします。 まだまだ一ヶ月ありますので、最後まで…

「炉開き」といえば「口切りの茶事」

さてさて、また、茶道のお話。 「炉開き」したところで、次に「口切りの茶事」がありました。 今年は特に本当に小刀で茶壺の口を切り、碾茶を出すところもお稽古でやらせていただき、感動的でした。 では、この茶壺の歴史を少し。 江戸時代、京都の宇治で茶壺に…

「炉開き」といえば、ぜんざい

茶道のお稽古にて、「炉開き」が行われました。 「炉開き」とは、11月より寒い季節用に炉の設えとなるため、その開始の行事。ちなみに、11月〜4月までを炉の設え、 5月〜10月を風炉の設えとなります。 そして、その「炉開き」には家元でも恒例となっている「ぜんざ…

「少女時代」成功の秘密

韓国の「少女時代」が日本でもブレイク。 ルックスとか運とかもあるかもしれないけど、その成功の陰には長年の努力があるらしい。 ボーカルやダンス、日本語など、5年くらいかけて大変なトレーニングを積んできたみたい。 僕が「茶と器と花」の店をやろうと…

実験の連続なのです!!

陶芸って「無から有を」一人で作り上げます。 土作り方かたち釉薬焼き方 そんないろいろな要素が組み合わさって、「やきもの」が出来上がります。 常に「ああでもない、こうでもない」の実験の連続。 「studio K.」は、「研究所」ともいえます。 まだ、何も…

クマがでるぞ〜

修行中につき、山に囲まれたところにいます。 町内放送みたいなものがまだ、存在してますが、 昨日は一日中「付近でクマの出没情報がありました。外出の際はお気をつけください」の放送がなっていました。 遭遇したら、戦えるかなぁ。

工房の名前

工房の名前を何しようか、いろいろ考えました。 やっと決まりましたので、発表を!! 「studio K.」 幸楽園 Kourakuenの工房 Studioでかまだ Kamada けえ Keeが代表となって造るという意味です。 4月には初窯のイベントみたいなことができればと思ってます。

120パーセントの負荷の中で成長する

トマトはおいしくするために根元から遠いところに水をまくと聞いたことがあります。あまり簡単に栄養を取れる環境にあると「おいしくなろう」とする努力をしなくなるみたいです。 緑茶の最高級品として「玉露」があります。「玉露」は、茶園に覆いをして、直…

贈り物にどうぞ

こんな感じで 部屋に飾りたくなる御茶の缶もあります。 贈り物にぜひ、どうぞ! お茶の幸楽園 〒464-0096 名古屋市千種区下方町5-35 tel/fax (052)721-5609 *日曜・祝日は休業 *営業時間 9時から18時 *セール期間中のポイントカードはお休みです。

「やぶきた」とは「藪の北」

日本茶の名前の中で「やぶきた」ってよく聞きませんか? この「やぶきた」っていうのはお茶の品種の名前でお米でいったら「コシヒカリ」みたいなものです。 でも、この「やぶきた」が優秀な品種で、現在日本のお茶の約8割が「やぶきた」です。 「やぶきた」…

「緑茶3杯」 = 「レモン一個」

今年の夏は暑かった! 毎日、紫外線をたっぷり浴びたっていう方もおられるのではないでしょうか? お肌を内側からケアーするには「ビタミンC」が良いとされていますが、緑茶にもビタミンCが入ってます。 普通、ビタミンCは熱に弱いのですが、緑茶の成分が守…

量質転化

毎日、朝と晩にロクロの練習をしてます。 毎日毎日・・・ 今は徳利を3万個挽くことを目標に。 量質転化の法則という言葉があります。 量を積み重ねていくことで、それが質に変わるということ。 量の向こう側に必ず「何かがある」と信じて挽いてます。

8月の特売のお知らせ

毎月恒例の売り出しを8月26日〜31日までさせていただきます。 (29日・日曜日は休業) 期間中の奉仕品、多々ありますが、一部紹介 やぶきた茶 100g 1,365円を 1,050円 ほうじ茶伊勢香り 200g 1,050円を 840円 などなど 期間中 抹茶の試飲サービス …

「お茶屋の足」と「すし屋の台」

工房も作業場作りから「ディスプレイの場」作り へ 足は40年前の創業のときから使ってる木の茶箱ちなみに京都の茶箱は丈夫らしい 台は近所のすし屋でカウンターとして40年くらい使われていた台をいただいたもの どちらもそのモノには思い出と歴史があります。…

工房はどこに?

そうそう工房はいったいどこにあるかというと・・・ お茶の幸楽園のすぐ近く、歩いて2分のところにあります。 ガラス張りの工房なので、外からもロクロを挽いてる様子がなんとなく見えると思います よ。

やっと工房らしくなりました。

汗だくになりながら、工房作り。 だいぶ工房らしくなってきたので、とりあえずロクロをひいてみる。

茶貿易の先駆者 大浦慶

毎週「龍馬伝」を楽しみにみてます。 今日(7月25日)放送で登場してきた大浦慶さんについて。 実はこの方、茶業界においても重要な方なのです!!そして、いろいろとおもしろい逸話が残っている豪快な女性でもあります。 結婚した翌日にお婿さんを追い出し…

暑い季節に お茶屋の「本格」もなかアイス

毎日、暑い日がつづきますね。 やっぱり、夏といえば・・・ アイスでしょ!!! お茶屋ならではの「ほうじ茶味」「抹茶味」の「もなかアイス」。 ぜひ、どうぞ!! お茶の幸楽園 〒464-0096 名古屋市千種区下方町5-35 tel/fax (052)721-5609 *日曜・祝日…

あぁ、足場を固めないと。

今日の工房の作業は「オイルステイン」塗り。「オイルステイン」とは「木目を美しく出すペンキ」のようなもの。 順調に鼻歌でも歌いながら、塗っていたんですが・・・ 最後に、天井に近いところを台にのって、塗ってたら、 フラ、フラ、バッシャ〜ん。 あぁ…

季節感を感じる力

茶道の良さをひとつ。「季節感を感じられる力がつく」 御茶にはいろいろな道具がありますが、そこに季節感を感じさせてくれるモノが多く使われます。 知識と教養がないとそれを楽しめません。 3年くらいやってると少しわかってきます。

漆喰・ペンキ塗り

壁に漆喰を塗ったり 天井や壁にペンキを塗ったり なんとか工房の内側はきれいになってきました。 漆喰やペンキを塗って、一番の感想は 「首が痛い!!」 内装の仕事には内装の仕事の筋肉があると思います。 プロの内装屋さんに「首が痛い」といったら、笑わ…

茶道とは何か?

茶道とは何か? 僕が御茶のお稽古を始めて3年。まだまだ未熟者ですが、茶道ってどんなんだろうっていう初心者の方へ。 茶(ティー)には世界にそれぞれの文化があります。インドにはチャイがあり、モロッコにはミントティー、イタリアにはコーヒー。でも、そ…

建築と陶芸

「情熱大陸」に安藤忠雄が出ていたので見る。 僕は大学で建築の勉強をしていたので、20代、最も影響を受けた人物のひとりといえる。 10年前もパワフルで元気だったが、まったく衰えてないようだった。 大学時代はよく安藤忠雄の設計した建物を見に行ったし…